はじめまして、あめと申します。
数あるウェブサイトの中から、当ブログ『限界大学院生は今日も白衣に包まれる』にお越しいただき、誠にありがとうございます。
記念すべき最初の記事として、私がこのブログを開設した背景と、やや哀愁漂うブログタイトルの由来について、客観的な事実を交えてお話しいたします。
profile:臨床検査技師から、癌細胞生物学の世界へ
私は現在、医学系の大学院に所属し、癌細胞生物学(Cancer Cell Biology)を専攻している大学院生です。
学部時代に4年制大学で臨床検査技師の国家資格を取得しました。しかし、新卒でそのまま病院へは就職せず、ストレートで大学院への進学を選択しました。
「医療系大学院生」という響きには、洗練された、あるいは知的なイメージが伴うかもしれません。しかし、その内実は、文字通り「限界」と隣り合わせの泥臭い日々です。
現状の課題:限られたタイムリソースと、経済的制約という「リアル」
日常における主なボトルネックは2つあります。
1つ目は、「研究室における拘束時間の長さと、タイムマネジメントの難しさ」です。 日々の実験(ベンチワーク)に加え、定期的に開催される全体ミーティングやディスカッションの長期化などにより、どうしても夜遅くまで研究室に拘束されることが常態化しがちです。研究への情熱とは裏腹に、精神的・肉体的な自己管理(タフさ)が常に求められます。
2つ目は、研究室のローカルルールによる「アルバイトの原則禁止」です。 拘束時間が長い一方で、経済的な困窮を強いられるという状況は、タイムパフォーマンスの面からも、コストパフォーマンスの面からも、非常に厳しい現実を突きつけてきます。(これは所属する研究室によると思われますが…)
こうした時間的・経済的な制約の中で、いかにして研究のモチベーションを維持し、生存していくか。それが私自身の現在のリアルな課題となっています。
当ブログを開設した目的
これほど厳しい現実を抱え、時には同じ志を持った友人が研究室のミスマッチから中退していくようなシビアな光景を目にしながらも、私は大学院に進学した選択を後悔していません。
臨床検査技師の資格を保持した上で医療系大学院の学位を取得することは、今後のキャリアにおいて非常に強力な強みになると確信しているからです。
しかし、進学前に私が情報収集をした際、ネット上に存在するのは大学側が提示する「綺麗な実績」や「公的な進学実績」ばかりでした。受験生や学部生が本当に知りたい、
- 大学院進学は、将来の生涯年収やキャリアパスにどう影響するのか
- ブラックな研究室を事前に見極める「正しいラボ選びの選定基準」は?
- アルバイト禁止という経済的制約の中で、いかにして生活を維持するか
といった、「生々しい1次情報」は皆無だったのです。
だからこそ、過去の私と同じように「臨床の現場に出るべきか、ストレートで研究の道へ進むべきか」と悩んでいる後輩たちに向けて、綺麗事のない本音のデータと現実を残しておこうと考えました。
今後の発信内容(コンテンツプラン)
当ブログでは、今後以下のようなテーマを中心に記事を執筆していく予定です。
- 【キャリア・進路】 臨床検査技師がそのまま大学院に行くメリット、友人の中退から学ぶ「失敗しない研究室の選び方」
- 【同期インタビュー】 病院に就職した大学の同期(現役検査技師)への突撃インタビューと、働き方・待遇の比較
- 【出会い・恋愛】 完全に隔離された研究室の現実、マッチングアプリ市場において「医療系院生」が金なし・時間なしで圧倒的不利に陥る構造的欠陥
- 【ラボサバイバル】 バイト禁止でも生き抜く経済戦略、限られた時間の中で摂取する効率的なタイパ飯
進学に悩むあなたの「現実的な道標」となり、同時に、日々の研究や臨床に追われる同業者の「息抜き」となるメディアを目指します。どうぞよろしくお願いします。